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映画の感想を独断と偏見で書きなぐっていくブログ。 洋画を基本として新旧幅広く書いてます。 更新不定期。 心の広い方が薄目で見ると丁度良いくらいの内容。
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『アパートの鍵貸しますです。



監督・製作・脚本:ビリー・ワイルダー
脚本:I・A・L・ダイアモンド
後悔:米1960/6/15
上映時間:120分
主演:ジャック・レモン
シャーリー・マクレーン
フレッド・マクマレイ



今日はこの映画。

ジャック・レモンの映画を見るのは初めてで、

ジャック・レモンというと『お熱いのがお好き』に出ていた喜劇役者とばかり思っていた私は少し今回の映画で驚きでした。


取り敢えず観終わって、隣人とは仲良くしておかなくてはと心に決めました。
隣の部屋に住む医者夫婦の、バクスターを見る目がもう…
軽蔑なんてもんじゃないよあの目。

あと驚いたのが、パスタをテニスラケットで湯切りするのってこの映画が元だったんですね!
知らなかった…しかし慣れた手付きである。


全体的に主人公が出世の為に上司に振り回されっぱなしにされるこの映画。
出世よりも大切なものに気づいた彼の葛藤が描かれた本作は今ではオーソドックスなテンプレの様なストーリー。

出世の為に苦労して4人の上司に部屋を日替わりで貸して。
そのお陰で出世し、その所為で部長の不倫にも手を貸し、
その所為で自分の好きな人がその不倫相手だと知ってしまう。
けど、出世しなければ、手を貸さねば、彼女に近づけない。
けど、彼女が不倫相手と知った以上上司に手を貸すのは嫌。

うああああああああああ



しっかしこの映画、最後の最後にサプライズだったなあ。
フランがとても可愛…じゃなくて、階段を駆け上がって行くシーン。
あのタイミングのあの音は確実に銃声です。
おこです。騙された私はおこです。



いやしかし温かい映画でした。
ありがちなストーリーにありがちな終わり方。
だけどありがちだからこその温かさ。
今では撮れない映画の温もりがありました。


てかフレッド・マクマレイとピアーズ・ブロスナンが被ります。
そっくりだよね。…ね?
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